ウサギとカメのかけ比べ。山のふもと目指して駆け出します。とはいってもカメはこつこつと一歩ずつ。ウサギは途中で居眠り。最後はこつこつこつと頑張ったカメが先にゴールを果たします。
始業式にあたり、この昔話を引用して、ウサギとカメが見ていたものを考えてみました。ウサギは競争相手のカメだけを見て、カメは遠くにあるゴールだけを見ていました。
本当に自分の力を余すことなく存分に引き出すのは、自分の目指すゴールが大切だということです。そうすれば、仮に負けたとしても、最後までやり切った満足感はきっとあるのだと思います。
いよいよ運動会に向けての練習も始まります。人がどうかではなく、自分はどうなりたいのかをしっかり見つめていくことを、大切にしてほしいと願っています。